グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年-価格や味や飲み方の違いを徹底比較
グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年(グレンモーレンジィ)の違いや味を知りたい。安い価格で買いたい。と思っていませんか。もしくは、欲しいけれど実は自分には価値が分からない、自信がない、失敗したくない、と思っていませんか。
歴史あるグレンモーレンジ蒸留所の中でも、グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年は高級ラインナップの一つです。どちらも購入前に美味しく飲むための基本情報や、安く購入する方法を抑えておくことでより楽しめます。本記事では、ウイスキーが初めてという方でも理解できるような情報をまとめて紹介しています。※価格のみ調べたい人は、本文のコチラへどうぞ。
グレンモーレンジの18年も19年も1万円以上もする高価なウイスキーで、ためらうのも当然です。ぜひ、最後まで読んでいただき、納得した上でご自身の購入やプレゼントの参考にしてみてください。
著者(ウイスキーかつはら)は、ウイスキーの通販サイト「ウイスキーかつはら」を運用しています。酒類対面販売や会員制のウイスキーショップなど、合計6サイトの運用経験があり、4ヶ月でウイスキーを2,000本以上販売した実績や、6,000本を輸入した経験があります。加えて、エンタメ系コンテンツ運用歴30年とMBAで学んだマーケティングの知識を基に、最新情報をお届けしています。みなさんもグレンモーレンジの事をよく知って、効率よく手に入れたら、美味しくいただきましょう。
グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ(グレンモーレンジィ)19年の基本情報
グレンモーレンジってどんなウイスキー?
グレンモーレンジ蒸留所は、スコットランドのハイランド地方にあり、170年以上の歴史を持つ、伝統的で革新的な蒸留所です。キリンに例えられるほど背の高い蒸留器から、生み出される独自テイストは、「完璧すぎるウイスキー」と讃えられ、数々のコンテストで受賞歴を誇ります。グレンモーレンジ詳細は、別章の「グレンモーレンジの種類一覧 まとめ比較」でも、説明しています。詳しく知りたい方は、後程お読みください。
グレンモーレンジ18年と19年のラベル表記
グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年のラベル表記例
グレンモーレンジ18年 | グレンモーレンジ19年 | |
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名称 | グレンモーレンジィ18年 エクストリームレア | グレンモーレンジィ19年 ファイネストリザーブ |
名称(英語表記) | GLENMORANGIE 18 years old EXTREMELY RARE | GLENMORANGIE 19 years old FINEST RESERVE |
タイプ | シングルモルト | シングルモルト |
アルコール度数 | 43.0% | 43.0% |
内容量 | 700ml | 700ml |
原材料 | モルト(大麦麦芽) | モルト(大麦麦芽) |
生産地 | イギリス/スコットランド | イギリス/スコットランド |
あくまでも一般的なラベル表記の例であって、輸入業者によって異なります。必ずしもラベル表記が正しくない理由や背景については、別の章でも解説しますが、一般的に流通しているラベル表記はウイスキーの基本情報として、必ず抑えておきましょう。
また、公式サイトで使われている名称の正しくは、「グレンモーレンジィ」です。
グレンモーレンジ18年と19年の価格の作り方の違い
グレンモーレンジ18年と19年の製造工程の違い
グレンモーレンジ18年と19年の違いは熟成樽です。どちらもベースは、アメリカン・ホワイトオークの最高級バーボン樽です。
グレンモーレンジ18年は、最後の3年間だけ一部をシェリー樽で熟成させます。
一方、グレンモーレンジ19年は、伝統的製法で最後までじっくりと19年間熟成させます。
グレンモーレンジ蒸留所が持つ基本的なテイストとして、柑橘系の香りやバニラのような風味が、よく例に挙げられますが、その後の熟成によって、それぞれの特徴や評価がどう変わるのか見ていきましょう。
グレンモーレンジ18年と19年の価格
グレンモーレンジ18年と19年の価格
グレンモーレンジ18年 | グレンモーレンジ19年 | |
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定価 | 15,180円(税込) 13,800円(税抜) | なし (オフィシャル免税店向け仕様) |
実売価格 | 13,200円〜18,680円(税込) 価格は上昇中 | 15,180〜18,110円(税込) 価格は上昇中 |
サイズ (外箱) | 高さ:34.3cm ✕ 横:14.0cm ✕ 奥:10.8cm | 高さ:33.3cm ✕ 横:12.3cm ✕ 奥:10.4cm |
配送料 | 1,000-2,050円 | 1,000-2,050円 |
終売 discontinued (product) | 噂なし | 噂なし |
グレンモーレンジ18年と19年の定価
グレンモーレンジ18年は、2023年4月1日に小売希望標準価格の値上げが行われ、最新の定価は15,180円(税込)/13,800(税抜) です。MHD(モエ ヘネシー ディアジオ)が代理店になります。
グレンモーレンジ19年は、オフィシャル免税店向けボトルで、定価はありません。経路は免税店経由や並行輸入や個人輸入です。
グレンモーレンジ18年と19年の実売価格
2023年4月時点では、グレンモーレンジ18年が、amazonで13,200円(税込)、楽天で12,980円+送料780円で、合計13,760円(税込)。
グレンモーレンジ19年が、amazonで15,180円(税込)、楽天で16,600円+送料900円で、合計17,500円(税込)。
どちらも実売価格は値上がり傾向です。実店舗でネットより安く販売されている場合もありますが、実店舗での注意点は、税抜き表記が多いので、必ず税込み金額で確認しておきましょう。
グレンモーレンジ18年の最安値を探す
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グレンモーレンジ18年と19年の試飲
グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ18年を、量り売り、試飲、ミニボトルで試してみる。
グレンモーレンジ18年と19年の終売情報
今のところ、グレンモーレンジ18年と19年に終売の噂はありません。グレンモーレンジのあるイギリス・オフシャルページにも、オフィシャルボトルのラインナップとして、グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年が掲載されています。終売の噂はともかく、日本国内での金額が上がってきているのは確かです。両方を取り扱う店舗や在庫も少なくなっており値段も上昇しているので、狙っている方は早めに購入しておく方が安全です。
グレンモーレンジ18年と19年が飲める場所、買える場所
グレンモーレンジ18年 | グレンモーレンジ19年 | |
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量販店のウイスキーコーナー | ○ | ✕ |
スーパーマーケット | ✕ | ✕ |
ウイスキー専門店 | ◎ | △ |
コンビニ | ✕ | ✕ |
ネット通販サイト | ◎ | ○ |
バー | ○ | △ |
居酒屋 | ✕ | ✕ |
グレンモーレンジ18年と19年のサイズと配送料
サイズ60だと740-1,790円(税込)、サイズ80だと1,000-2,050円(税込)です。2023年4月時点の佐川急便運賃表より。離島や沖縄や北海道で別途料金となる場合があります。
グレンモーレンジ18年の外箱サイズは、高さが34.3cm、横が14.0cm、奥が10.8cmで、合計サイズは59.1cmあります。
グレンモーレンジ19年の外箱サイズは、高さが33.3cm、横が12.3cm、奥が10.4cm、合計サイズは56.0cmあります。
ジャストで収納できる専用ダンボールであれば、サイズ60でも配送できますが、一般的にはウイスキーはサイズ80やワイン用のダンボールで送られることが多いです。
実店舗では送料が掛かりませんが、通販では送料無料でも注文後の舞台裏では配送料金が別途発生しています。実店舗では税抜表記が多いですが、通販では税込表記が多いです。また、実店舗では移動時間と移動金額を購入者が負担しますが、通販では送料が料金に含まれている場合(送料無料や条件付き送料無料)もあります。
当たり前の事なのですが、敢えて言っているのは、お酒やウイスキーのベテランの人ほど消費税や送料、掛かった時間が抜けてしまう人が多いからです。SNSなどで13,000円でゲットしました!など書いてあっても、実は往復2時間を掛けて、ガソリン代に1,000円を掛け、税込み価格が1,4300円。購入するのに2時間の移動時間を掛け、実は1,5300円の支出だったということは、結構ありがちです。仕方ない事かもしれませんが、誰だって自分が下手な買い物をしたとは思いたくありませんしね。
とは言え、どちらで購入するかは人それぞれです。お金や時間を掛けてでも「実店舗に行って、見つけて購入することが大好き」という人は、ぜひ探しに出掛けることをオススメします。私は趣味として、冬でも夏でも1-2時間掛けてジョギングで実店舗に出向いて、飲みたいウイスキーがあったら、そのまま購入してレンタル自転車で家に戻ってくる。ということを好き好んでやっています。
グレンモーレンジ18年と19年の味や香りの違い
グレンモーレンジ18年(Glenmorangie 18 Years Old)
グレンモーレンジ18年は、最高級のアメリカン・ホワイトオークのエクストラバーボン樽で最初の15年間熟成されます。その後、全体の30%のウイスキーをスペイン産オロロソシェリー樽に移して、3年間熟成させます。18年間の熟成が完了した後、オロロソシェリー樽で熟成されたウイスキーと、元のホワイトオーク樽で熟成されたウイスキーがブレンドされ、仕上げられます。味わいは、フルーティーでリッチなキャラクターが特徴です。柑橘類、ドライフルーツ、バタークッキー、はちみつ、ナッツ、チョコレート、バニラ、シナモンの風味が感じられます。口当たりは滑らかで、余韻は長く、シェリー樽特有のチョコっぽさが印象的です。また、花に例えられたパッケージ「Azuma Makoto版」フラワーが発売されているように、花の風味をしっとりと感じさせてくれます。
グレンモーレンジ19年(Glenmorangie 19 Years Old)
グレンモーレンジ19年は、最高級のアメリカン・ホワイトオークのエクストラバーボン樽で一貫して熟成されます。グレンモーレンジ蒸留所の伝統手法で19年間長期熟成の後、瓶詰めされます。この長い熟成期間によって、オーク樽の風味を十分に吸収した独特の味わいを生んでいるのです。フレッシュな柑橘の香りとクリーミーな口当たりが特徴で、みかんやオレンジ、リンゴ、ハチミツ、バニラ、シナモンの風味とミントなどのスパイス系の香りが感じられます。ホットワインを飲んだときに感じるようなスパイス系の香りです。微かにいい木の香りもします。口当たりは滑らかで、リッチなフレーバーがバランス良く広がって、余韻は長く滑らかです。
グレンモーレンジ19年は、グレンモーレンジ蒸留所のハウススタイルをより強く、より鮮やかに表現していると言えます。最高級のアメリカン・ホワイトオークのエクストラバーボン樽のみで熟成された超王道スタイルで、柔らかく滑らかながらも複雑で深みのある味わい、特に熟した果実感が心地良い仕上がりになっています。また、グレンモーレンジ18年よりもオーク樽由来の風味が強く、ラベルにもしっかりエクストラバーボンカスクと刻まれている通り、バーボン樽の良さがクッキリと出た1本です。
グレンモーレンジ18年と19年の飲み方による違い
ウイスキーの魅力は、一つの銘柄でも飲み方によって、様々な表情を楽しめることです。ここでは、それぞれの特徴を最大限に引き出す飲み方をご紹介します。ストレートでは、18年のフルーティな香りやシェリー樽由来の風味が。一方19年ではオーク樽のバニラやキャラメルの風味が際立ちます。加水やトワイスアップでは、口当たりが滑らかになり、風味が柔らかくなることで、それぞれのウイスキーが持つ独自の味わいがより一層引き立ちます。ロックや水割りでは、味わいが爽やかになり、フルーティさやオーク由来の風味がマイルドに感じられるため、初心者にもおすすめです。ハイボールでは、炭酸との相性が抜群で、爽やかんな飲み心地が楽しめます。
これらの飲み方を試すことで、グレンモーレンジ18年と19年の多様な魅力を存分に堪能できます。
グレンモーレンジ18年 | グレンモーレンジ19年 | |
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ストレート | フルーティな香りやシェリー樽由来のハニー、乾燥フルーツの風味が際立ち、味わいの複雑さや層の深さが感じられます。口当たりが滑らかで、後味にはオーク樽由来のチョコっぽいニュアンスがあります。 | 柑橘系と南国フルーツ盛り合わせの香りと、19年の熟成と伝統がもたらすオーク樽のキャラメルのような風味が感じられます。またホットワインのようなスパイシーな香りも口の中で広がります。非常にバランスが良く、優雅な味わいが特徴です。 |
加水やトワイスアップ | 風味や口当たりが滑らかになり、フルーティな香りがより広がります。苦みが和らぎ、後味にはオーク樽由来のスパイス感が残ります。 | スパイシーな風味が和らぎます。バニラやキャラメルの甘さがより際立ち、シナモンやナッツの香りが広がり、フルーティーな香りと味わいが一層深まります。 |
ロック | 味わいがより爽やかになり、フルーティな風味が前面に出ます。氷が溶けるつれ、口当たりが滑らかになり、後味にはオーク樽由来の風味が残ります。 | オーク樽の風味がマイルドになります。氷が溶けることで、シナモンやミントの爽やかさが感じられ、優雅な味わいとして広がります。 |
水割り | フルーティな香りやシェリー樽由来の風味がよりマイルドに感じられます。飲み口がより爽やかになり、後味はさっぱりとしています。 | オーク樽由来のバニラやキャラメルの甘さがやや控えめに感じられます。その分フルーツ感は前に出てきますが、飲み口がより爽やかになり、後味にはシナモンやナッツの風味が残ります。 |
ハイボール | フルーティさとシェリー樽由来の風味が炭酸と相まって爽快な飲み心地になります。甘みや苦みが緩和され、フレッシュな味わいが特徴で、暑い日や大勢で楽しむのにも適しています。 | オーク樽由来のバニラやキャラメルの風味が炭酸と組み合わさり、爽やかで飲みやすい味わいになります。スパイシーさも緩和され、ただただ上質なハイボールを飲んでいる感が味わえます。夕飯にもおすすめです。 |
グレンモーレンジ18年のストレートでは、フルーティな香りやシェリー樽由来のハニー、乾燥フルーツの風味が際立ち、味わいの複雑さや層の深さが感じられます。口当たりが滑らかで、後味にはオーク樽由来の独特なニュアンスがあります。グレンモーレンジ19年のストレートでは、19年の熟成と伝統がもたらすオーク樽のバニラやキャラメルの風味が強調され、シナモンやナッツのような香りが口の中で広がります。バランスが良く、優雅な味わいが特徴です。
グレンモーレンジ18年の少量の加水やトワイスアップでは、風味が柔らかくなり、口当たりが滑らかになります。フルーティな香りがより広がり、苦みが和らぎ、後味にはオーク樽由来のスパイス感が残ります。グレンモーレンジ19年の少量の加水やトワイスアップでは、味わいがややマイルドになり、スパイシーな風味が和らぎます。バニラやキャラメルの甘さがより際立ち、シナモンやナッツの香りも広がり、味わいが一層深まります。
グレンモーレンジ18年のロックでは、味わいがより爽やかになり、フルーティな風味が前面に出ます。氷が溶けることで、口当たりが滑らかになり、後味にはオーク樽由来の風味が残ります。グレンモーレンジ19年のロックでは、風味がやや薄まり、オーク由来の風味がマイルドになります。氷が溶けることで、シナモンやミントの爽やかさが感じられ、優雅な味わいが広がります。
グレンモーレンジ18年の水割りでは、風味が薄まり、フルーティな香りやシェリー樽由来の風味がよりマイルドに感じられます。飲み口がより爽やかになり、後味はさっぱりとしています。グレンモーレンジ19年の水割りでは、風味が薄まり、オーク樽由来のバニラやキャラメルの甘さがやや控えめに感じられます。飲み口がより爽やかになり、後味にはシナモンやナッツの風味が残ります。
グレンモーレンジ18年のハイボールでは、フルーティさとシェリー樽由来の風味が炭酸と相まって爽快な飲み心地になります。甘みや苦みが緩和され、リフレッシングな味わいが特徴で、暑い日やパーティーなどで楽しむのに適しています。グレンモーレンジ19年のハイボールでは、オーク樽由来のバニラやキャラメルの風味が炭酸と組み合わさり、爽やかで飲みやすい味わいになります。スパイシーさも緩和され、ただただ上質なハイボールを飲んでいる感が味わえます。ディナーやリラックスタイムにもおすすめです。
これらの飲み方による違いを知ることで、グレンモーレンジ18年と19年をそれぞれ異なるシーンや好みに合わせて楽しむことができます。ぜひ、自分に合った飲み方を見つけて、ウイスキーの奥深い世界を堪能してみてください。
グレンモーレンジ18年と19年のおつまみによる違い
グレンモーレンジ18年やグレンモーレンジ19年におすすめのおつまみと料理
グレンモーレンジ18年 | グレンモーレンジ19年 | |
---|---|---|
おつまみ | ゴルゴンゾーラ、青カビチーズ、ピスタチオ、ビターチョコ、ドライフルーツ | カマンベール、白カビチーズ、オイルサーディンの缶詰、ビターチョコ、アーモンド、ドライフルーツ |
夕飯 | 揚げ出し豆腐、焼き魚、焼き肉、照焼チキン、和風パスタ、鍋物、パテ、アヒージョ | 酢豚、トマトパスタ、天ぷらうどん、和牛ステーキ、カツオのたたき、焼き鳥(タレ) |
デザート | ティラミス | プリン |
グレンモーレンジ18年におすすめのおつまみと料理
グレンモーレンジ18年の最高のおつまみは、チーズならブルーチーズの中でもゴルゴンゾーラなど、青カビ系チーズの独特な風味が絶妙に合います。ロックフォール(羊由来青カビ)とも、相性良いです。ナッツでは、ピスタチオやアーモンドといった香ばしい風味いっぱいの種類が相性抜群です、チョコレートなら、定番のビターチョコレートで、苦みがウイスキーの甘さや香りと調和します。定番のドライフルーツにおいては、イチジクをぜひ試して欲しいです。
おすすめのグレンモーレンジ18年と共に楽しむ夕食では、揚げ出し豆腐がウイスキーの甘さと相まって豆腐の旨味や出汁のコクを際立たせてくれます。また、焼き魚なら鮭や鯖が18年の果実やナッツ風味と見事にマッチします。焼肉であれば総じて牛肉や豚肉全般において相性が良く、タレとウイスキーのスパイシーさやオーク樽由来の風味が調和します。鶏の照り焼きでは、鶏肉の旨味と甘辛いタレが、18年の甘さやスパイス感を引き立てます。また、和風パスタとも良好な相性です。明太子+海苔の和風パスタは、18年の柑橘系果実やハチミツの甘さと相性が良いです。椎茸と小松菜と粉末和風出汁炒めのパスタも絶妙な組み合わせです。
グレンモーレンジ18年と一緒に楽しむのに、鍋料理もおすすめです。豆乳鍋や水炊きなど、具材によって違った味わいが楽しめる鍋料理が楽しめます。また、ハムやサラミなどの燻製や塩漬けの肉類もグレンモーレンジ18年と相性良いです。特に生ハムがおすすめです。それらの肉の塩味や独特の風味が、ウイスキーの味わいをより引き立てます。さらに、パテなどのクリーミーな前菜も、ウイスキーとの相性が良くおすすめです。18年の複雑な香りや甘さと調和し、それぞれの旨味を引き出します。その他、アヒージョやオリーブなどスペインやイタリア系の料理も、18年の果実味やスパイス感とマッチします。クラッカーに乗せて食べるのもおすすめです。
最後に、クリームチーズを使ったデザートも、ウイスキーとの相性は、抜群に良いです。例えば、チーズケーキやティラミスなど濃厚な甘さが、18年の持つ本来の甘さやスパイスと調和し、おいしい組み合わせとなります。
これらの料理をグレンモーレンジ18年と一緒に楽しみながら、新たな味の発見や相性の良い組み合わせを見つけてください。
グレンモーレンジ19年におすすめのおつまみと料理
グレンモーレンジ19年におすすめのおつまみは、チーズ盛り合わせです。特にカマンベールチーズなど白カビ系のチーズがおすすめです。グレンモーレンジ19年は様々なチーズとの組み合わせが楽しめるため、盛り合わせから、自分だけの相性を見つけてみてください。ウイスキーが少しでも飲める方なら、ワイン以上に相性が良いことに驚くかと思います。また、手軽なおつまみとしては、100均にもあるようなオイルサーディンの缶詰がおすすめです。オイルサーディンの脂の旨味が、ウイスキーのフルーツやスパイスと見事にマッチします。刺し身では、香草や柑橘類でマリネしたカルパッチョやサーモンが、ウイスキーの果実味と相性が良いです。チョコレートでは、ダークチョコレートのほろ苦さがウイスキーの甘みとスパイスと良くマッチします。ミックスナッツでは、アーモンドやクルミなどのナッツ類がウイスキーのオークやスパイス感と相性が良いです。燻製ものでは、やはりスモークサーモンがウイスキーの複雑な香りと味わいを引き立てます。
グレンモーレンジ19年におすすめの夕飯は、チキンステーキやチキンオーブン焼き、焼き鳥など、鳥もしくは鳥皮を香ばしく焼き上げたものが相性抜群です。タレや塩で味付けされた鳥皮の香ばしさが、ウイスキーの柑橘系の香りと樽由来のスパイス感にぴったりです。牛ステーキでは、牛の脂の甘みと旨味が、ウイスキー本来の甘さやスパイス感と見事にマッチします。ガッツリアメリカンステーキでも良いですが、小さくても脂の旨味が感じられる和牛がおすすめです。天ぷらは、揚げたてのものが、やはり果実感や樽感と相性が良いです。自宅で調理が難しい場合は、天ぷらのテイクアウトもおすすめです。ちなみに天ぷらうどんも相性が良いです。お刺し身なら、カツオのたたきも相性良いです。カツオのたたきの香ばしい風味と酸味が、グレンモーレンジ19年の柑橘系の風味やスパイスとマッチします。刺し身(醤油)より、たたきやマリネ(酢)が主体の方がよく合うかと思います。寿司ならヒカリモノなど青魚の旨味と酢飯の酸味がウイスキーのフルーツ感やスパイスと良いバランスを生み出します。かと言って、醤油が合わないというわけではありませんが、酢+塩がかなりいい味わいになるので、ぜひ一度お試しください。
また、和食に限らず、イタリア料理でも、トマトベースのパスタやリゾットがウイスキーと相性が良いです。トマトの酸味と旨味が、ウイスキーのフルーツ感やスパイスとバランスが取れるからです。さらに、中華料理では、酢豚やエビチリなどの甘酸っぱい味わいが相性良いです。酸味と旨味がウイスキーのフルーツ感やスパイスと調和して、より味わい深い組み合わせが楽しめます。
最後に、デザートでは、クレームブリュレやプリンなど、カラメル化した砂糖の甘さが特徴的なデザートが、19年の甘みやスパイスと相性が良いです。デザートとウイスキーを一緒に楽しむことで、食後に至福のひと時を過ごせます。
以上のように、グレンモーレンジ19年と相性の良い料理は多種多様です。お好みやシーンに合わせて、様々な料理を試してみてください。それぞれの組み合わせで、グレンモーレンジ19年の魅力をより一層引き出すことができるでしょう。
(おすすめ)グレンモーレンジ18年やグレンモーレンジ19年を買ったら、デパ地下へ行こう
グレンモーレンジ18年と19年を購入したら、ぜひ、熟成ベーコン、熟成チーズ、テリーヌなどが売られているデパ地下へ足を運んでみてください。柑橘類やオークの風味は、これらのおつまみと相性抜群です。通常ワインと合わせることが一般的ですが、ウイスキーファンにとっては、ウイスキーの方も相性が良いことに気づくか思います。確かに、デパ地下へ行くと、熟成ベーコン、熟成チーズ、テリーヌの近くにはワインが置かれています。ですが、せっかく高品質なウイスキーを手に入れたのです。ぜひ、最高のおつまみと一緒に楽しむためにも、足を運んでみてはどうでしょうか。ほかにはブランデーや焼酎といったスピリッツに合いそうなおつまみとも相性がいいです。
今回は高級なウイスキーを取り上げているため、一部、家庭料理の夕食とは少し離れたものを含ませています。また、今回のおつまみに関しては、グレンモーレンジ18年と19年との両方で、多くの互換性があります。両者に大きな違いはなく、例えばブルーチーズなら18年にも合いますし、19年にも合います。酔い具合や飲む順番、体調などによって、どちらのウイスキーが良いかは変わってくるでしょう。
グレンモーレンジ18年も19年、どちらも完璧なバランスで楽しめますので、おつまみは補完として捉え、まずは本来の味を堪能してみてください。どちらのウイスキーも、優れた蒸留所が生み出した素晴らしい味わいを楽しめることでしょう。
グレンモーレンジ18年と19年の様々な違い
グレンモーレンジ18年と19年は、どちらもグレンモーレンジィ・マスターディスティラーのビル・ラムスデン博士が手がける、完璧すぎるウイスキーとして讃えられる蒸留所のウイスキーです。主な違いは以下の通りです。
熟成期間と熟成樽
グレンモーレンジ18年は、アメリカンホワイトオークの元バーボン樽で15年熟成した後、スペイン産オロロソシェリー樽で3年間部分熟成され、フルーティーでフローラル、ナッツの香りを持つ複雑な味わいが特徴です。一方、グレンモーレンジ19年は、アメリカンホワイトオークの元バーボン樽で一貫して19年間熟成され、バニラやキャラメル、スパイシーな風味が際立ちます。熟成樽の違いから、18年はアメリカンホワイトオーク樽とオロロソシェリー樽の両方で熟成されることにより、独特の風味と複雑さが生まれています。19年はバージンオーク樽で一貫した熟成により、オークの影響が強調された味わいが生まれます。両者のアメリカンホワイトオーク樽における熟成は同じですが、その後の熟成プロセスにおいて異なる樽が使用されることで、それぞれ異なる個性が引き出されているのが特徴です。この違いを理解することで、それぞれのウイスキーをより深く味わうことができます。
味わいと香り
18年はアメリカンホワイトオークのエクストラバーボン樽で15年熟成後、オロロソシェリー樽で3年間熟成されることでフルーティーでリッチな味わいが特徴。柑橘類、ドライフルーツ、バタークッキー、はちみつ、ナッツ、チョコレート、バニラ、シナモンが感じられる香りが印象的です。また、花の風味も感じさせます。一方、19年はアメリカンホワイトオークのエクストラバーボン樽で一貫して熟成。フレッシュな柑橘の香りとクリーミーな口当たりが特徴で、バニラ、キャラメル、シナモン、ナッツ、ドライフルーツ、みかん、オレンジ、リンゴ、ハチミツ、ミントなどの風味が楽しめます。スパイス系の香りも僅かに感じられ、滑らかでリッチな味わいが広がります。18年はシェリー樽の影響が強く、19年はオーク樽由来の風味が際立っています。この違いが、それぞれのウイスキーの個性と魅力を引き出していることがわかります。どちらも独特の風味を持つため、好みに合わせて選ぶことができます。
価格や希少性
2つのウイスキーの市場での立ち位置を比較します。18年は主力商品であり、入手しやすい一方、19年は免税店向けの限定品で希少価値が高く、収集家や愛好家に人気です。そのため、19年の方が価格が高い傾向にあります。
2023年4月現在の最安値は、グレンモーレンジ18年が楽天・Amazonで13,856円(税込み、送料込み)、一方グレンモーレンジ19年は楽天で15,856円(税込み、送料込み)、Amazonで14,856円(税込み、送料込み)となっています。
これらの違いから、18年は手軽に楽しめるアイテムであるのに対し、19年はコレクターや熟練の愛好家向けのアイテムと言えます。好みや予算に応じて選ぶことができるでしょう。
最終的な選択
グレンモーレンジ18年とグレンモーレンジ19年について。それぞれ独自の特徴を考慮しながら、個人の好みや予算、目的によって選択を行ってください。
グレンモーレンジ18年は複雑でリッチな味わいが特徴で、シェリー由来の香りが楽しめる逸品です。
一方、グレンモーレンジ19年は独特のオーク樽由来の風味が強く、個性的かつ伝統的で大胆な味わいが楽しめます。
ウイスキー選びでは個人の好みが重要であり、テイスティングイベントや試飲(サンプルボトル)、量り売りなどを利用して、自分に合ったウイスキーを見つけることが大切です。また、予算や用途も考慮に入れ、18年を日常的な楽しみやカジュアルなシーンやスタイルで、19年を特別な時間やイベントで味わうなど、それぞれの魅力を最大限に活かした選択を行いましょう。
Q&A:グレンモーレンジ18年と19年の違いで、よくある質問や疑問
グレンモーレンジ18年と19年の定価や最安値はいくらですか。
2023年4月時点でのグレンモーレンジ18年の定価は15,180円(税込)。一般的な価格帯は、13,200〜16,000円(税込)程度です。
2023年4月1日からのメーカー値上げが起因しています。やがて、高い方に落ち着きますので、欲しい人は、今のうちに購入しておくことをおすすめします。
グレンモーレンジ19年はオフィシャル免税店向け商品で定価はありません。一般的な価格帯は、15,180〜18,000円(税込)程度です。
小売業者や為替レート、地域や時期によって価格は変動します。最新の価格情報やお得な販売を見つけるために、複数のウイスキー販売店やオンラインショップを比較検討することをお勧めします。
グレンモーレンジオリジナル10年とグレンモーレンジ19年について
どちらも同じ蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーですが、グレンモーレンジオリジナル10年とグレンモーレンジ19年の違いを解説します。基本製法は同じですが、熟成期間の違いにより、風味や味わいに差が生まれています。
オリジナル10年はアメリカン・ホワイトオーク樽で熟成され、フルーティでシトラスの香りが特徴。バニラ風味と樽のニュアンスが感じられます。対照的に、19年は長い熟成期間で樽風味が強まり、バニラやキャラメル、シナモンのような複雑な風味が際立ちます。また、微かな木の香りも楽しめます。
総じて、オリジナル10年はフレッシュで軽やかな味わいを、19年は熟成による深みと複雑さを楽しむことができます。どちらもグレンモーレンジの個性を堪能できるウイスキーですが、好みやシーンに合わせて選ぶことが大切です。
グレンモーレンジ18年の価値が、自分にも分かるだろうか?
グレンモーレンジ18年は1万円以上にもなる価格帯ですが、特別な贈り物や記念日にふさわしい、華やかで高品質なウイスキーです。シェリー樽熟成の風味が苦手な方も、18年熟成によるバランスと複雑さを楽しめるでしょう。
確かにウイスキーは、代表的な後天的味覚(アクワイアード・テイスト)を持った飲み物です。情報量が多すぎるので、初めて飲む人にとっては、難しい味や香りといったものが確かに存在します。しかし、これは経験によって蓄積されていくものであり、殆どの人がこの一歩を通っています。最初の一口で拾えなかった味や香りの情報も、きっと飲み終える頃には、開花しているかと思います。
新たなウイスキーの魅力を発見するチャンスを広げるため、試してみる価値は充分にあるかと思います。グレンモーレンジ18年は評価も高く、安心できる選択です。
グレンモーレンジ19年の価値が、自分にも分かるだろうか?
グレンモーレンジ19年は、もう少し高価で予算に合わない場合もありますが、特別な機会に贅沢な体験ができる、限定品ならではのプレミアム感があります。オーク樽熟成の風味が好みでない方も、19年熟成による豊かさと複雑さはきっと体験できるでしょう。
ただし、限定品ゆえ入手困難な場合もあります。また、ウイスキーは、代表的な後天的味覚(アクワイアード・テイスト)を持った飲み物です。味の情報量が多すぎるので、初めて飲む人にとっては、難しい味や香りといったものが確かに存在します。しかし、これは経験によって蓄積されていくものであり、殆どの人がこの一歩を通っています。最初の一口で拾えなかった味や香りの情報も、きっと飲み終える頃には、開花しているかと思います。
新たなウイスキーの魅力を発見するチャンスを広げるためにも、グレンモーレンジ19年は、試してみる価値を充分に備えているかと思います。新たなウイスキーの多様性を追求して、新しい熟成年数やブランドを試すことで、さらなる発見が生まれます。グレンモーレンジ蒸留所の培った170年以上もの伝統的製法が、グレンモーレンジ19年に詰まっています。グレンモーレンジ19年は、貴重な体験の第一歩としても相応しいウイスキーです。
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